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zoom RSS 田中正平

<<   作成日時 : 2011/01/30 21:17   >>

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BS Japanで「ヨーロッパ 音楽の旅 〜ドイツ皇帝が愛した幻の楽器と日本人〜」という番組をやっていて偶然見てしまった。西村由紀江というピアニストがかつてドイツに留学していた田中正平(1862年5月 - 1945年10月)が考え出した「純正調」のオルガン「エンハルモニウム」を探して歩くという番組である。普通の鍵盤楽器やフレットのある楽器は音階が不連続で半音ごとにしか音が出ない。そうすると和音を作り出す時に若干のずれが出る。それを私たちはそれでいいやとごまかして、あるいはそれはそうしたものとして受け取ってきてしまっているけれど、田中正平は一音を1/8に区切ったところまで理想を追った鍵盤楽器、パイプオルガンを作ったのだそうだ。実機はドイツが受けた二度の戦争をくぐり抜けられなくて、もう残っていないが、その理論を受け継いだパイプオルガンを見つけ出し、それを最後は西村が弾くという寸法である。
 最後はウィーンにまで行くのだけれど、やっぱり豪勢な商人が住んでいた街だけあって、そこに出てくる教会なんか、いやもう、華美な後手後手であるのだけれど、一度はあんなものを見て見たいものだと思ってしまうのだ

ビタミン
ハッツ・アンリミテッド
2009-10-28
西村由紀江


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要するに、純正律は整数比に従って作られる音階だから和音がよく響く(例:完全5度)けれど転調が不可能になるのが欠点(例:転調すると完全5度が整数比にならなくなる)。そこで、整数比を捨ててオクターブを均等に7等分して作ったのが平均律ということだ。平均律は和音の美しさを少々犠牲にして転調による音楽の発展を採ったのである。

京都女子大学の錦華殿という歴史的な建造物の一角に、長年、純正調オルガンは設置されていたが、ほとんど弾かれることがなく、今回の見学は、久々にオルガンからの響きを体験する機会だったとのこと。木目が美しい重厚な外観とともに、まずは興味をひくのが、その鍵盤の配列。おそらく田中正平が考え抜いて考案したと思われる分割鍵盤のデザインは、練習を重ねればけっして演奏は難しくないように思われる。また、鍵盤まるごとシフトさせて移調する機能など、さまざまな工夫が詰まった楽器であることは一目。僕自身も、慣れない鍵盤のうえでかんたんなコラールを演奏してみたが、オルガンが生みだす純正音程の響きは、とても耳に馴染み、その深い音調は、いまの時代にも十分な説得力をもっていることは確か。

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