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zoom RSS NHKハイビジョン特集『笑う沖縄・100年の物語』

<<   作成日時 : 2011/04/12 11:40   >>

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今回の主役は“笑い”だ。
沖縄漫談の小那覇舞天(ブーテン)が、浅草で学んだ政治風刺を効かせた笑い「ブーテン漫談」で戦後の沖縄を席巻し、その弟子・照屋林助もまた「ワタブーショウ」で、大人気となる。
そして、その風刺の笑いの系譜は、沖縄方言(ウチナー口)にこだわわる芸人集団「笑築過激団」に引き継がれ、今も笑いで基地問題を鋭く告発する劇団「お笑い米軍基地」に脈々に受け継がれている…。

前述の“沖縄学の父”・伊波普猷(いは ふゆう)の足跡を追った『深く掘れ〜』が、やや強引に「沖縄学」と「基地問題」をリンクさせていた感があったのに比して、こちらは何しろ“現物”が次々に出てくるのが強みだ。

さすがに“動画”は出てこないが、残された舞天さん、林助さんらの録音物から、その風刺の効いた歌詞やエンターテイメントを溢れる歌いっぷりやセリフ劇から、彼等の反骨精神が溢れだす。

その“遊び心”にNHKのスタッフも触発されたのか、林助さん似の沖縄の若手芸人(平良大)と、かつて林助さんとコンビを組んでいた前川守康の息子・前川守賢(沖縄民謡歌手)とで、「ワタブーショウ」を再現。
音声は当時の「ワタブーショウ」をそのまま流し、二人が口パクで演じるという疑似「ワタブーショウ」を見事に演ってのけた。

ちなみに音声部分は、かつてワタシも愛聴した『うちなーゆんたく・沖縄の笑い芸』 からだろうか。CBSソニーからLP版(1982年)では「ワタブーショウ」 「ブーテン漫談」が各面に刻まれたスプリットLPの名盤だった。

それにしても、もちろん本土でも「ザ・ニュースペーパー」や「大川興業」のような政治風刺集団はあるが、「お笑い米軍基地」というまんな劇団名で痛烈なギャグを飛ばし、基地問題を笑いで風刺する若手劇団が人気を博しているというのも、やはり沖縄の歴史性を感じずにはいられない。

そうした今日に連なる歴史性をうまくあぶり出したという意味でも、インテリ思考の『『深く掘れ〜』よりも、庶民に息づく、したたかな“笑い”の神髄を“笑い”の精神でもって表現しようとした、本作に軍配を上げたい。(NHK総合で3月23日(水)22:00〜22:48再放送予定)

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