20th CENTURY BACH/TOCCATA&FUGUE IN D MINOR [

小澤征爾指揮ボストン響によるバッハ作品の編曲集です。録音は1989年10月から
1990年10月にかけて行われています。収録曲、編曲者及び演奏時間は以下のとおり。
1.トッカータとフーガ ニ短調(ストコフスキー編曲 09:05)
2.音楽の捧げものから6声のリチェルカーレ(ヴェーベルン編曲 08:26)
3.無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番よりシャコンヌ(斎藤秀雄編曲16:38)
4.「高き御空より我は来たれり」によるカノン変奏曲(ストラヴィンスキー編曲)
  (0:47、01:16、01:12、02:10、02:33、02:35)
5.プレリュードとフーガ変ホ長調(シェーンベルク編曲14:47)
楽典の原典主義全盛の時代に、ストコフスキー亡き後ほとんど顧みられることのなかった
バッハ作品の編曲集を集中的に収録したという点で資料的価値も高いですが、演奏面でも
しっかりしたものとなっています。とりわけ競合盤のほとんどない斎藤秀雄編曲シャコンヌ
が収録されている点に注目です。小澤征爾の師匠である斎藤秀雄氏はチェロ専攻という経歴
を持つ第一級の教育家ということもあり、弦楽の扱い方が見事です。小澤征爾も師匠の作品
に対して真摯かつ深々と音楽を掘り下げて演奏しています。原典であるヴァイオリン独奏の
シャコンヌとは全然異なってゴージャスに聞こえますが、派手な演出に陥ることがないので
じっくり耳を傾けることができると思います。後半のクライマックスでトランペットが音を
外してしまっているのが惜しいです。

20th CENTURY BACH/TOCCATA&FUGUE IN D MINOR
Polygram Records
1992-05-12
Bach


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